申し訳ございません。9月末から10月にかけてメールでご質問をいただいた方のメールがPC不調のため消えてしまいました。
お名前、アドレス等も不明なのでもう一度メール頂けたらと思います。 ご迷惑おかけいたしますが宜しくお願いいたします。 #
by d.implant
| 2004-10-04 11:11
| 連絡事項
最近では、インターネット上で使用しているインプラントのメーカーを表示したりしている歯科医院も増えてきていますし御質問すればお答えいただけると思いますので目星をつけた歯科医院に直接お問い合せになるのも良いでしょう。 一般に評判の高いインプラントシステムというのは、製品の優秀さももちろんですが その製品を歯科医師が購入する段階で一定の条件を要求してきています。 たとえばメーカーの行う一定のトレーニングコースの受講が必須条件になっていたりします。 もう一つ考えなければならないのは、インプラントは成功すれば数十年お口の中で機能していく事になります。その間には、転居することもあるかもしれませんし治療を受けた歯科医院も閉院するかもしれません。 そのときインプラントのケアーをどうすればよいのか です。 オッセオインテグレーション(骨結合)型のインプラントが現在信頼できるものとなり世界中のあらゆるメーカーからあらゆるインプラントシステムが発売されています。 その中には、非常に独創的ですばらしい今後主流になるかもしれないアイディアを持った製品も沢山あります。 たとえばブローネマルクシステムとかITIシステムをほぼそのまま模倣している製品もあります。 正直言って疑問に思うようなインプラントもあります。 インプラントにとって色々な製品が玉石混淆の時代です。 先ほどの話しに戻ります。 現在のインプラントは、メーカーごとの部品の互換性は、ほぼ無いといって良いでしょう。 治療を受けた医院以外で、あなたの骨の中に潜っているインプラントシステムがどこのメーカーか確定するのは、かなり困難なことです。 仮に10年後に他の歯科医院であなたのインプラントがどこのメーカーの製品か断定できたとしてそのメーカーがまだその製品に対して部品を供給しているかという問題もあります。 基本的には、あなたがインプラントの手術を受けたとき必ずインプラントのメーカーを 聞いておいてください。 もし転居しても自社の製品を責任持って供給しているメーカーは、あなたの転居先の取り扱い歯科医院を教えてくれるはずです。 そしてもしあなたが海外に転居する可能性が多い方であれば世界的なシェアの大きいメーカーの製品を選択することが賢明です。 #
by d.implant
| 2004-07-23 11:25
| implant
さていままでインプラントについてお話をしてきましたが
とりあえず良い点ばかり上げてきたのですが、実際のところ問題点もあります。 まず第一に健康保険の適応がない。今後も現段階では、健康保険への導入は難しい。ということです。 ということは、治療費の全額をご自身ですべて御負担をするということです。 これは本数にもよりますが、いずれにしてもかなりの金銭的負担があるということです。 次に1回法でも2回法でも麻酔を使った外科処置が必要だということです。 手術中の痛みは、局所麻酔が効くので心配ないとはいえ局所麻酔自体が嫌だという方も多いと思います。 そして何よりインプラントを植えようとするところにインプラント体を支えるだけの骨があるかどうかということです。 人間のアゴの骨は、歯が失われると結構痩せていきます。 歯がなくなったのでその部分の骨は、必要なしと体が認識してしまうのでしょう。 どうしても骨が足りない場合は、骨の移植やその他の特殊な手術などで骨を増やすことは、 可能ですが当然行うべき外科処置が増えてくるわけですしそれに伴う肉体的、精神的ストレスやリスクも増えるわけです。 やはり良い骨が沢山あるかどうかがインプラントの成功率に大きく関係してきます。 #
by d.implant
| 2004-07-23 10:25
| implant
現在では、1回法を提唱しているインプラントも2回法を提唱しているインプラントもそれぞれどちらの手術法に対応できる製品を販売するケースが多くなってきました。
どちらも一長一短でやはり状態に応じて適切な手術法を選択することが良いと思われますが、 特に骨の状態があまり良くない場合や少ない場合は、オッセオインテグレーション(骨結合)の成功の確率を上げるために2回法を選択したほうが良く、骨もしっかりしていて初期の固定が良好であれば患者様の負担(精神的、肉体的)の少ない1回法でも十分対応可能かと思われます。 #
by d.implant
| 2004-07-23 00:08
| implant
さて1回法手術とは、どういうものかというと2回法の場合2回目の手術のときインプラント体の上に歯をつける土台を取り付けました。
1回法の場合は、最初からインプラント体に土台が付いていて手術をした時点で歯肉からインプラント体の上の土台が顔を見せているのです。 たとえば1本の歯の欠損の場合です。 2回法と同じようにドリルで骨にインプラント体の為の穴を開けます。 インプラント体を埋入します。 インプラント体の上にふたをします。 なぜかと言えばインプラント体の上には人工の歯を取り付けるネジ穴があいていることが多いのです。 さてここまでが1回法の手術です。次からのステップはネジのふたを外したり、別な部品を取り付けたりで麻酔が必要だったり切ったり縫ったりの嬉しくない処置はありません。 そして特殊な部品をつけて歯の型をとります。 後は、歯が出来上がるのを待って…、 人工の歯を取り付けて終了です。 2回法と違いオッセオインテグレーション(骨結合)が起こる前から歯肉を貫通してインプラント体が頭を見せるこの方法は、当初 細菌感染等によりオッセオインテグレーション(骨結合)が阻害されるのではということが言われました。そして実際否定する研究者も臨床家も多かったようですが、最近では骨の状態が良く初期の固定が良ければ統計的にも成功率は大きく変わらないという結果も出ているようです。 このタイプの手術の代表的なインプラントは、ITIインプラントです。2回法のブローネマルクと同じように1回法の手術の確立と共に歩んできたインプラントです。 #
by d.implant
| 2004-07-22 23:53
| implant
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by d.implant
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平山 明
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