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インプラントの問題点 No.2

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実際手術を決意しても「さてどこで手術を受けようか」ということになります。
最近では、インターネット上で使用しているインプラントのメーカーを表示したりしている歯科医院も増えてきていますし御質問すればお答えいただけると思いますので目星をつけた歯科医院に直接お問い合せになるのも良いでしょう。

一般に評判の高いインプラントシステムというのは、製品の優秀さももちろんですが
その製品を歯科医師が購入する段階で一定の条件を要求してきています。
たとえばメーカーの行う一定のトレーニングコースの受講が必須条件になっていたりします。

もう一つ考えなければならないのは、インプラントは成功すれば数十年お口の中で機能していく事になります。その間には、転居することもあるかもしれませんし治療を受けた歯科医院も閉院するかもしれません。
そのときインプラントのケアーをどうすればよいのか です。

オッセオインテグレーション(骨結合)型のインプラントが現在信頼できるものとなり世界中のあらゆるメーカーからあらゆるインプラントシステムが発売されています。

その中には、非常に独創的ですばらしい今後主流になるかもしれないアイディアを持った製品も沢山あります。
たとえばブローネマルクシステムとかITIシステムをほぼそのまま模倣している製品もあります。
正直言って疑問に思うようなインプラントもあります。
インプラントにとって色々な製品が玉石混淆の時代です。

先ほどの話しに戻ります。
現在のインプラントは、メーカーごとの部品の互換性は、ほぼ無いといって良いでしょう。
治療を受けた医院以外で、あなたの骨の中に潜っているインプラントシステムがどこのメーカーか確定するのは、かなり困難なことです。
仮に10年後に他の歯科医院であなたのインプラントがどこのメーカーの製品か断定できたとしてそのメーカーがまだその製品に対して部品を供給しているかという問題もあります。

基本的には、あなたがインプラントの手術を受けたとき必ずインプラントのメーカーを
聞いておいてください。
もし転居しても自社の製品を責任持って供給しているメーカーは、あなたの転居先の取り扱い歯科医院を教えてくれるはずです。

そしてもしあなたが海外に転居する可能性が多い方であれば世界的なシェアの大きいメーカーの製品を選択することが賢明です。
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by d.implant | 2004-07-23 11:25 | implant

インプラントの問題点 No.1

さていままでインプラントについてお話をしてきましたが
とりあえず良い点ばかり上げてきたのですが、実際のところ問題点もあります。

b0000104_10173542.jpgまず第一に健康保険の適応がない。今後も現段階では、健康保険への導入は難しい。ということです。
ということは、治療費の全額をご自身ですべて御負担をするということです。
これは本数にもよりますが、いずれにしてもかなりの金銭的負担があるということです。

次に1回法でも2回法でも麻酔を使った外科処置が必要だということです。
手術中の痛みは、局所麻酔が効くので心配ないとはいえ局所麻酔自体が嫌だという方も多いと思います。

そして何よりインプラントを植えようとするところにインプラント体を支えるだけの骨があるかどうかということです。
人間のアゴの骨は、歯が失われると結構痩せていきます。
歯がなくなったのでその部分の骨は、必要なしと体が認識してしまうのでしょう。

どうしても骨が足りない場合は、骨の移植やその他の特殊な手術などで骨を増やすことは、
可能ですが当然行うべき外科処置が増えてくるわけですしそれに伴う肉体的、精神的ストレスやリスクも増えるわけです。
やはり良い骨が沢山あるかどうかがインプラントの成功率に大きく関係してきます。
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by d.implant | 2004-07-23 10:25 | implant

1回法手術と2回法手術

現在では、1回法を提唱しているインプラントも2回法を提唱しているインプラントもそれぞれどちらの手術法に対応できる製品を販売するケースが多くなってきました。
どちらも一長一短でやはり状態に応じて適切な手術法を選択することが良いと思われますが、b0000104_2358429.gif
特に骨の状態があまり良くない場合や少ない場合は、オッセオインテグレーション(骨結合)の成功の確率を上げるために2回法を選択したほうが良く、骨もしっかりしていて初期の固定が良好であれば患者様の負担(精神的、肉体的)の少ない1回法でも十分対応可能かと思われます。
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by d.implant | 2004-07-23 00:08 | implant

インプラント手術 1回法

さて1回法手術とは、どういうものかというと2回法の場合2回目の手術のときインプラント体の上に歯をつける土台を取り付けました。
1回法の場合は、最初からインプラント体に土台が付いていて手術をした時点で歯肉からインプラント体の上の土台が顔を見せているのです。b0000104_23175087.jpg
たとえば1本の歯の欠損の場合です。b0000104_2318677.jpg
2回法と同じようにドリルで骨にインプラント体の為の穴を開けます。b0000104_23182595.jpg
インプラント体を埋入します。b0000104_23184761.jpg
インプラント体の上にふたをします。
なぜかと言えばインプラント体の上には人工の歯を取り付けるネジ穴があいていることが多いのです。
さてここまでが1回法の手術です。次からのステップはネジのふたを外したり、別な部品を取り付けたりで麻酔が必要だったり切ったり縫ったりの嬉しくない処置はありません。b0000104_23192250.jpg
そして特殊な部品をつけて歯の型をとります。b0000104_23195222.jpg
後は、歯が出来上がるのを待って…、b0000104_2320822.jpg
人工の歯を取り付けて終了です。

2回法と違いオッセオインテグレーション(骨結合)が起こる前から歯肉を貫通してインプラント体が頭を見せるこの方法は、当初 細菌感染等によりオッセオインテグレーション(骨結合)が阻害されるのではということが言われました。そして実際否定する研究者も臨床家も多かったようですが、最近では骨の状態が良く初期の固定が良ければ統計的にも成功率は大きく変わらないという結果も出ているようです。
このタイプの手術の代表的なインプラントは、ITIインプラントです。2回法のブローネマルクと同じように1回法の手術の確立と共に歩んできたインプラントです。
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by d.implant | 2004-07-22 23:53 | implant

インプラント手術 2回法

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さてインプラントの手術ですが現在1回法と2回法の手術があります。

当初ブローネマルク博士のオッセオインテグレーション(骨結合)理論によるインプラント治療は、インプラント体のチタンと埋入した部位の骨とのオッセオインテグレーション(骨結合)が起きることをインプラント治療の成功の第一歩としました。

その為には、インプラント体を埋入するとき出来うる限り細菌を手術部位(特にインプラント体と接触する骨)に到達させないことでした。

手術中に関しては、手術室や器具、術野の消毒などを徹底させることでかなり清潔にすることが出来ましたが
(とはいえお口の中は、細菌がものすごく多い場所で、その上唾液などが絶えず出ていることにより消毒には、かなりの困難をともないますが)
手術の後の細菌の進入によりオッセオインテグレーション(骨結合)しないことを嫌い
インプラントを植えた後、その場で植えたインプラント体も含めてお口の傷を完全に縫い合わせてしまうのが2回法です。
要は、骨の中にインプラント体だけ植え込んで埋めてしまうわけです。
こうすることでオッセオインテグレーション(骨結合)を邪魔する大きな要因を排除できる可能性が高くなります。
上の絵は、2回法の1回目の手術の手順です。

この後オッセオインテグレーション(骨結合)が起きた頃にインプラント体の上の粘膜を
少し切ってそのインプラント体の上に土台を作っていきます。これが2回法の2回目の手術です。

2回法の代表的なインプラントといえばやはり当然ブローネマルクシステムです。
このインプラントは、世界最初のオッセオインテグレーションインプラントであり現在でもトップクラスの臨床的実績を誇ります。そしてそもそも2回法自体がブローネマルクシステムの為に考えられた手術法なのです。
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by d.implant | 2004-07-21 19:37 | implant

全ての歯を失った場合 

不幸にも全ての歯を失ってしまった場合。
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以前は、いわゆる総入れ歯という選択肢しかありませんでした。
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これは、下あごの場合。歯の失われた歯肉の土手の上に入れ歯をのせ周囲の筋肉でうまく動かないような形にするものです。
上あごの場合は、上あご全体を床で覆い ちょうどガラスにぬれた紙がくっつく原理で入れ歯を落ちてこないようにする物です。
特に骨の吸収が著しい方の場合だと非常に安定も悪い事もあります。
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これに対してインプラントの場合全ての歯を失ってしまった場合でもブリッジタイプの歯を入れることも可能です。
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1本の欠損や数本の欠損と同じようにインプラント体を植えてその後ブリッジタイプの人工の歯を入れることができます。
場合によっては、インプラント体の数を減らして義歯の留め金として使用することもあります。
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上にかぶせる物は、取り外しの入れ歯ですがインプラントが、土台になりますので、普通の総入れ歯より外れにくくなります。
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by d.implant | 2004-07-21 17:01 | implant

複数の歯を失った場合 No.2

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No.1のケースで他の治療法を選択した場合は、入れ歯を選択することになります。
どうしても大きな人工物となりますのでお口の中においてかなりの違和感の原因になります。
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by d.implant | 2004-07-21 15:26 | implant

複数の歯を失った場合 No.1

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次にこのように複数の歯を失っている場合です。
実際はこのような欠損のケースでインプラントを応用することが多くなります。

この場合は、右下の第2小臼歯と第1大臼歯、第2大臼歯の3本の歯の欠損です。
1本の欠損と同じようにインプラント体を欠損部位に埋め込みます。b0000104_151028100.jpg
この場合必ずしも欠損した歯の数だけインプラント体が必要という訳では、ありません。
骨の状態や欠損の数、場所によって必要な本数が決まります。
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そして埋入したインプラント体をブリッジの土台として使用して人工の歯を作っていきます。b0000104_15132116.jpg
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by d.implant | 2004-07-21 15:22 | implant

一本だけ歯を失った場合 No.6

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かぶせてしまうと 通常は、インプラントだという特別な意識は殆どなく御自分の歯と同じようにお使いいただけます。

たとえばこの1本の欠損が事故などの外傷等で失った歯であれば治療後もそれほど
問題はなく他の歯と同じようにお手入れをしていただき1年に1度でも様子を見せていただければなお良いと思います。

しかしそうでない場合は…。
もともとむし歯とか歯周病(歯槽膿漏)などの病気で歯を失ってした場合、
いままでと同じお口の清掃などをしていたらまた必ず駄目になってしまいます。
今までとは、違う磨き方や習慣をつけていただくことになります。

実際は、インプラント治療をはじめる前に術後口腔ケアーができるかどうかということも
インプラント治療の適応かどうかの判定材料の一つになります。
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by d.implant | 2004-07-21 13:35 | implant

一本だけ歯を失った場合 No.5

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その後インプラント体の上の土台にセラミックや金属、樹脂などの各種材料で作った歯の形をした物をかぶせます。
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by d.implant | 2004-07-21 13:20 | implant